新しい家での暮らし(その6)

ビビリのこはくが、外で人間に対してお腹を見せるなんて、すごく珍しいことでした。
その仕草は、「あたしのかーさんなんだから、あたしが先!」と言っているように見えて、ママは嬉しくて、愛おしくて、泣きそうになりながら、こはくの脇腹をわしゃわしゃとなでてやりました。
こはくは迷惑そうに鼻息をもらしながら、それでも撫でられていました。
その日を境に、こはくとママの関係が変わりました。玄関か外という場所限定で、こはくはママに甘えるようになったのです。
こはくの態度の変化に、ママの中からも焦りが抜けていきました。確かに子犬らしい闊達さはないけれど、それでも良いじゃないか。他のわんことと違ってても、それがこはく。ママは、こはくの家族として、彼女を一生守ってあげると心に決めたのです。
ゆっくり慣れてくれればいいよ。そう気負わずに思えるようになったのは、このことがきっかけでした。こうして、亀のようなスローペースでこはくは新しい家族の一員となっていったのです。つづきはまた次回……
些細なことでも、こはくの発見に繋がるかもしれません。引き続き、みなさまの御協力をお願いいたします。
さいたま市大宮区・北区・見沼区・岩槻区・中央区、上尾市・伊奈町、桶川市周辺にお住まいのかた、このコを見かけたことはありませんか? 柴犬サイズの小柄な犬です。こはくをどこかで見かけたら、こちらにご一報ください!



